毎回、毎回ご報告が遅くなり、誠に申し訳ございません。
ムダに忙しい日々に追い回され、泣きながら人間をやっているみずがめ座の45才です・・・
まずは初めに、来週3月25日の瓦礫撤去作業にご参加頂ける皆様に
車両申請手続きのご案内、及び名簿作成に関するお願いがございます。
遅くなりましたが、車両申請書が届きましたのでご参加頂ける皆様は
当方にご連絡頂ければ、FAXまたはメールにてご返信いたしますので
各地域の自治体にて車両申請手続きのほど、宜しくお願い致します。
またお忙しい中、お手数ではございますが21日(水曜日)までに
ご参加頂ける皆様の住所・氏名・生年月日・電話番号及び血液型を
代表者の方が取りまとめ、メールにて当方までご連絡お願い致します。
MAIL info@phantom-gate.com
TEL ' 03 3558 6033
* 先月に引き続き、気仙沼復興協会様からのご依頼の元での作業となりますので
集合場所はご厚意でお借りしている、熊谷石材店の石切り場となっております。
年度末を迎え何かとご多忙とは存じますが、此度もまた皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。
それでは、25日のご報告です。
この日は東北道も通行止めになるほどの大雪に見舞われ、AM6:50集合だったにもかかわらず
石巻は明友館に辿り着いたのは、予定時刻を大幅に過ぎたPM21:00過ぎでございました・・・
その日中に気仙沼まで行かなくてはならなかったボクたちは、再会を愉しむ間もなく物資を降ろし
リーダー千葉ちゃんに
『じゃねっ!バイバイ !!』 と別れを告げ、一路45号線を北上しました。
後続のべいびぃに
『トバし過ぎだよ、バカ!』 なぞと罵声を浴びせられ、涙で視界が歪む中
必死でハンドルを握りやっとの思いで辿り着いたのは、ケモノも眠る PM23:30過ぎでした・・・
ボクたちが到着するまで故郷の復興のために、先着の参加者の労をねぎらうためにと
【負げねぇぞ気仙沼】 という、当地の復興酒を振舞っていたこのおんちゃんなんですが・・・

ボクたちが到着した頃には、すっかり 【負げねぇぞ気仙沼】 に負けておりました・・・

ココに写ってるのはミナ同い年なんですねぇ・・・ガッカリすることに44歳 !?
ナンなの?その伸びきった、鼻の下は !?・・・ダメな大人の典型ですねぃ・・・
明日も6時起床なんだから、早く寝ろっ !!そして翌朝、26日。
雪が降った分、先月よりは幾らかでも暖かかった朝だったとはいえ
やはり窓についた結露は凍っていましたねぃ・・・春はまだ遠いです

石切り場に転がってた、魔法のランプを擦ってみるとぉ・・・

ケムリの中からおんちゃんが出てきて、朝食を振舞ってくれました!
朝食後はミンナで後片付けをして、気仙沼復興協会へ

到着後、まずは登録名簿の確認と受付をしてぇ・・・

ビブスと本日の作業内容表を、頂いてぇ・・・

早速、作業内容の確認をしてぇ・・・

って、
寝てんじゃん !? オマエ !!COSMIC 電話して、戻ったら大吉に説教してもらうかんな!
受付が終了したところで、KRA のスタッフの方々から本日の作業内容のご説明・・・

本日の作業内容は、竹灯籠作りです。
東日本大震災により気仙沼市で亡くなられた方々、未だ行方不明のままとなられている方々の
人数分(1376個)のキャンドルを仮設住宅に居住されてる方々が作成し、震災から1年を迎える
3月11日に慰霊の灯を送るそうなので、そのお手伝いとしてキャンドルの器を作る事となりました。

作業場の設営にも時間がかかりますので、それまで30代以下のヤングは雪掻きです!

やっぱり雪と戯れてる姿は、おんちゃんたちよりヤングの方が似合いますねぃ・・・

ニットじゃなくて、パナマかぶって雪と戯れているコドモもいたりしました!

このコドモも・・・

って、ケムリの中から出てきてたおんちゃんじゃないのぉ?・・・ランプの精は働き者でございます!
その頃、室内では作業場の設営中!

テーブルの設置が終わると、周りを養生シートで囲っていきます。

作業場の設営が終わったら、作業開始でございます。
まずは切り出してきた竹を、更に規定のサイズに切り分けるために印を付けていきます。
このニット帽がこんな真剣な表情を見せるのは毎月末、たった一度だけだったりします・・・

次に二人一組で、指定されたサイズに竹を切断!

上の画像、メガネのおんちゃんが笑っている理由は・・・
色男の顔がこんなに歪むぐらい、息がアガるからなんです。

ハッキリ云って、竹切りをナメていました・・・
竹の節の部分で切り分けていくため、1本あたり7~8回ぐらい切断するんです。
それが100本、200本と切っていくうちに、ミンナ虚ろな目になっていくんですね。
とおるサンもこの頃はまだ、目にしっかりとチカラがありました!

続きましては同時刻、ぬくぬくとした別室で作業をしていた第三班の様子です!
『義務教育を受けてない人ぉー?』『はーい!』 みたいな感じで、和やかにスタートしたようですねぃ・・・

第三班の作業内容は、別のボランティアの方々が切り出した竹灯籠を仕上げる作業です。

KRAの菊池さんからやり方のご説明を受けた直後にもかかわらず、この目の泳ぎよう・・・

このおんちゃんに至っては、紙ヤスリの巻き方から判らなかったみたいですねぃ・・・
ちゃんと人の話は聞こうよ !! もう、いい大人なんだから・・・
そんな中、キチンと出来てる人もいるんですよぉ・・・ヤッパ、高卒は違いますねぃ!
『むぅぅん? こうやってヤスるのかぁ・・・?』 と、イヤラしく盗み見る視線の先では・・・

やはり高卒女子が、ソツなく作業をコナしておりました!

さて、外にいる雪掻き部隊はどぉなりましたかねぃ・・・

まだ半分ぐらいしか、進んでいない感じですねぃ・・・

なぜなら空のスコップを振り回し、こんな感じでやってる風なだけのコドモがいるからなんです。

それでも、献身的に歩道まで除雪する雪掻き係りや・・・

久し振りの雪を見て、喜び駆け回るネコ係りのおかげで・・・

1時間後ぐらいには、無事終了いたしました!

その頃、ボクのいた作業場の方はといいますとぉ・・・
『もう30年、ヤスリかけてます!』 みたいなおんちゃんやぁ・・・
『夜中にチョイチョイ、アブラ舐めてます!』 みたいな、高崎油兄弟による磨きのおかげで・・・

少しづつではありますが、竹灯籠(Type-1)が出来上がってきていました!

またこの頃になるとタイヤを支えに遣う等、道具を遣う事を学習し
一人でも竹灯籠(Type-1)を切り出せる、新種が出現しました!

一方その傍らでは、旧式タイプのおんちゃんたちが三人集まり
ナニやら真剣な面持ちで、中央の重ねた手を見つめております。

更には横から覗き込みナニか指示を出す、プロトタイプの姿も・・・
『みぎみぎぃーっ!』『もっとひだりひだりぃーっ!』『いや、ヤッパもっと前に前にぃーっ!』『ナニ云ってんのか全然ワカんねぇー !?』
プロトタイプの心許ない支持の元、ボクたちが作っていたものは・・・
コチラの風防付きバージョン、竹灯籠(Type-2)だったんですね。

竹を縦に切るのは、挽いている時間が横の時よりも長くなるので
なかなか大変なのですが・・・その竹を抑えてるのはもっと大変!
二人がかりじゃないと衰えた握力に、すぐに限界が訪れるのです。
単独で抑え込めるのは、このクマちゃんぐらいのもんですねぃ・・・

さて、此度もここまで長々とお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
最後になりますが、先日行われた SxTxU LIVE MEETING の収支報告と
ご支援くださってるショップ関係者様から頂いた、支援金のご報告です。
SxTxU LIVE MEETING における支援金は、チケット販売のキックバックが¥286960
グッズ販売による支援金が¥168810、会場内での募金額が¥76367となっております。
また、彫茂様から¥10000、高崎の S.I.D.G 様から¥78000、高円寺ZOOL様から
¥50000を、それぞれ岸さん、ソメタロウ、そしてうちのジョンを通して、ご支援頂きました。
また、震災直後からサポートしてくださってる JAPANEED$ 様からの支援金$10000を
遠く海の向こうロスから、ボクの友人でもある TAKA さんが先日持って来てくれました。
震災の記憶も薄れゆく中、皆様たくさんの善意を誠にありがとうございます。
皆様の善意は必ず有意義に遣わせて頂きますし、皆様の善意の行方は
拙い文章ではございますが、逐一この場でご報告させて頂きます。
今後とも SxTxU 一同、どうぞ宜しくお願い致します。
此度の続きは、近いうちにご報告させて頂きます。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。